やらされる整備から、やりに行く整備へ。自由に働くという選択肢
「もうちょっと自由に働けたらな…」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
僕は20年近く整備士として働いてきました。
ディーラーでも、民間工場でも、運送会社の整備部門でも、いろんな現場を経験してきました。
その中で感じたことは、「整備士の働き方って、ずっと同じ形だな」ということ。
もちろん、それが悪いとは思いません。
朝から晩まで現場に出て、お客様の車を責任もって整備する。
それを積み重ねてきたことが、今の自分の土台になっているのも間違いありません。
でもあるとき、ふとこんなことを思ったんです。
「自分で“やりに行く整備”ってできないのかな?」
空いている時間に、ちょっとだけ働く──それってワガママか?
正直に言えば、昔の自分だったら「そんな甘いこと言ってんじゃないよ」と思っていたかもしれません。
整備士は、朝から晩まで現場で汗をかくのが当たり前。
週6勤務、土曜も出勤、残業も当然。
それが“プロ”だと思っていました。
でも、年齢を重ねてくると考え方が変わってきます。
家族との時間をもっと大切にしたい。
体の無理がきかなくなってきた。
でもまだ整備士として働きたい。
だけど、正社員として週5日、がっつり入るのは正直きつい…。
そんな思いを持つようになってから、僕の中で「空いている時間だけ働けたらな」という想いが強くなっていきました。
出張整備やスポット整備の現場に入ってみて感じたこと
実はその頃、とある会社から「出張整備のスポットで手伝ってくれませんか?」という話がありました。
最初は戸惑いました。
「スポット?業務委託?それって安定しないんじゃ…」と思ったんです。
でも、思い切って飛び込んでみた結果、感じたのは「めちゃくちゃ気持ちが楽」ということ。
自分ができるタイミングで連絡を受けて、
場所と内容を確認して、「行けそうだな」と思ったら受ける。
それだけのシンプルな仕組みなのに、仕事としてちゃんと成立している。
そして何よりも良かったのは、
「自分で選んで動いている感覚」があること。
これまでの整備士人生では、上からの指示、急な割り込み作業、納期に追われる日々…。
言われるがままに動いていたような感覚が強かったけれど、
今は「自分が動きたくて動いている」と思える。
その“気持ちの違い”が、想像以上に大きかったんです。
フルタイムじゃないからこそ、丁寧に向き合える整備もある
スポット整備や出張整備のような働き方をして気づいたのは、
「短時間だからこそ集中できる」ということ。
1日8時間、10時間働いていた頃より、今のほうが仕事に丁寧に向き合えている自覚があります。
もちろん、長時間働くことを否定するつもりはありません。
でも、年齢を重ねたり、家庭の事情があったり、
「がっつりフルタイムでは難しいけど、技術はある」という人にとって、
この働き方はすごく合っていると思うんです。
- 朝だけ3時間だけ仕事を入れて、午後は子どもの迎えに行く
- 平日は副業で別の仕事をして、土日にだけ整備の現場に出る
- 1か月のうち週に1回だけ入って、感覚を保ちながら過ごす
そんな整備士の働き方があってもいいと思います。
何より、「働かない日があってもいい」と思えることで、
心にも余白が生まれて、自分らしいペースで整備と向き合えるようになるんです。
ServEdgeでは、“働き方”から整備士の未来を支えたい
僕がServEdgeという会社を立ち上げたのも、
整備士の働き方に、もっと自由な選択肢を作りたかったからです。
「整備士=正社員フルタイム勤務」
「整備士=ディーラー or 工場に所属」
その前提を少し壊してみたら、整備士の人生はもっと豊かになるんじゃないか。
整備のスキルがある人が、自分の生活に合わせて仕事を選べるようになったら、
きっと、整備という仕事を“続けたい”と思う人も増えるはずです。
僕たちは今、そうした整備士と整備の仕事をマッチングするしくみを作っています。
「スポットで入りたい」
「空いた時間にだけ仕事したい」
「短期で現場に入れる仕事を紹介してほしい」
そんな整備士の声を聞きながら、
それぞれのライフスタイルに合った働き方を提案しています。
働き方を選ぶことは、整備士として生きる自由を持つこと
整備士という仕事には誇りがあります。
誰にでもできる仕事じゃないし、命に関わる責任もある。
だからこそ、
その整備士たちが自分の働き方を選べる自由を持ってほしいと思うんです。
「やらされる整備」から、「やりに行く整備」へ。
その一歩は、小さくても確実に、自分の人生を変えていきます。
僕はこれからも、そんな一歩を踏み出したい整備士の方々を、
全力で応援していきます。
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